2012-09-08 22:53 | カテゴリ:アコーディオンレッスン
 アコーディオンのレッスンは明日なのだけれど、アコーディオンレッスンの経過報告がなかなか日記に書けないので、書けるときに書いてしまいます。

 4月からはじめたレッスンも、5ヶ月目に突入。でもここのところ進みが悪くなってます。今ちょうど50番目の練習曲です。
 両手を使う曲になってきて、難しくなってきたのが理由ですが、何度弾いても覚えられないのが自分でも悔しい。

 しかし、振り返ってみると、(学んでいるのは短い期間ですが)、独学だったら絶対に学べなかっただろうな、と思うことがいくつかあります。

・姿勢
 レッスンの都度チェックが入るので、自分でも思ってもみなかった格好になっていたりして、これは独学だったら矯正不可能な変なポジションで弾いていたのではないかと思う。
 姿勢が悪いと左手の指がちゃんと動かなくなる、というのも意外だった

・ベローイング(蛇腹使い)
 練習曲が両手を使う曲になってしばらく経つけれど、今は思い切りベローを引ききった状態まで広げながら練習している。この状態になってはじめてちゃんと両手で強弱付けた曲が弾けることが分かってきた。空気の量に加えて圧力が無いと、左手の伴奏ばかりが目立って、右手のメロディーが聞こえてこない。
 独学であったら、適当なところでちまちまと蛇腹の往復をするだけだったと思う。蛇腹を引ききると、慣れないうちは、「トレーニングマシンじゃあるまいし、普通、楽器でここまで筋肉使うか?」と思うくらい、肩と腕の筋肉を使う。でも、慣れてくると、そんなに力は必要なくなってくるみたいだ。

・アコーディオンの不合理性
 電子キーボードに慣れていたので、アコーディオンという天然楽器の不合理性に、驚きました。
 例えば、高い音を弾いていると空気がそれほど必要ないけれど、低い音を弾くと空気をたくさん使うのでベローイングが違ってくる、とか、常に空気が足りなくなる危険性と裏腹なので、曲の後半、空気が足らなくならないように前半で思い切りベローを引く、とか。とにかく空気の配分をきっちり意識して計算しながら弾く、なんて経験はありませんでしたし。
 レッスンでの先生の助言があるので、そんなものかと思うけれど、独学だったら挫折していたか、とても変な弾き方をしていたと思う。

・楽曲の解釈
 練習曲レベルですけど、自分でフレーズを解釈して、右手フレーズの繋がりをコントロールしたり、左手伴奏に変化を付けたり、ということが常に課題として与えられています。「子どものレッスンではないので、言われたことだけをやるのではなく、自分で解釈しましょう。」と言われているわけですが、これが非常に難しい。
 最初のうちは、指示通り弾けと言い、反面、言われたことだけやるなと言うのは、この先生ダブルバインドじゃねえか、とか思っていたのですが(笑)要は自分で解釈して自分の音を出しましょう、ということのようです。
 解釈については、色々勘違いもあるので、その都度譜面に記号を書き込んで頂いたりしてます。

・怠けられない
 独学だったら怠け放題ですが、教室レッスン日の前は嫌でも練習します。
 好き放題テキトーに音楽やるのは得意ですが、コツコツ音楽を学ぶのは苦手です。高校生以来じゃないかな、コツコツちゃんと練習するなんて。

・やっぱりアコーディオンは男性に向いている
 ベローの押し引きはテクニックなので、慣れてくれば最初ほど無駄な筋肉を使わないことは確か。ただし先生(女性)が言うには、「結局腕力。」 長時間のステージングをこなしたり、強弱つけてパワフルに弾くには、腕力と腕の長さ、手のデカさがあるほうが有利。
 先生ご夫妻も、お年の割には筋肉質ですし、やはりアコニストの息子さんに至っては、重量挙げ選手かレスラーかという体型。
 そう考えると、かとうかなこさんの細腕が信じられませんが、やはり小さい頃から極端に上手な方は極端に筋肉の使い方が上手いのかもしれません。


 ということで、本当は3ヶ月くらいで辞めてしまうことも考えていたレッスンですが、この間の発表会も面白かったし、最低限あと半年、出来れば来年の発表会には出たいなと思っている次第です。

※MIXI日記から転載
2012-09-06 23:55 | カテゴリ:アコーディオンレッスン
 4月から通っているアコーディオン教室の発表会がありました。

 私は入ったばかりのため、サポートスタッフで参加。みなさんの体格にあわせた椅子を、ステージ上に持って行ったり、引いてきたりする係でした。
 というわけで、アコーディオン弾かずに 椅子を引いて来ました。

 朝の八時半から、夜まで、一日参加してきましたけど、面白かったー。

 開演は14:00だったので、それまでは準備とリハーサル。約30人のアコーディオン独奏をサポートさせてもらいました。色んなアコーディオンも見れて、色んな年代の方を見れて、ほんとに楽しかった。

 子供の頃は、ピアノとか、音楽の発表会なんざ、行きたくても行けなかったので、舞台裏からの参加でしたが、ああ、こんな感じなんだ、と改めて実感しました。

 全員、成人の方で、最高齢は80歳。これがお三方。演奏は、、、間違えてましたよ。間違えてましたけど、汗を拭き拭き、一所懸命弾かれていたのには、感銘を受けました。40代でアコーディオンが重い、なんて言ってられねえな、って感じでした。
 80歳のカラダボロボロのおばあさんの弾くたどたどしいアコーディオンの、「みかんの咲く丘」の暖かさ。それを見守る観客。「ヘタウマ」ってのは、場が見守っていればアリなのだなと改めて思いました。彼女がトップバッターでした。この日のために腰に注射を打って来たそうです。

 そのあとは、「あ、これなら少し練習すれば弾けるかな」のレベルの方もいらっしゃいましたが、5年以上教室に通われている方は、「スゲエ」の一言でした。ベローシェイクといって、蛇腹を左右に振りながら「ガガガガ!」と音を出すテクニックや、フリーベース(左手がブンチャッチャでなくてメロディーを弾く)でバッハを弾く方がいたり、こりゃあ参った、でした。

 それと、改めて驚いたのは、アコーディオンのオーケストラ。「フィンランディア」をやる、と聞いて、どうせたいしたことないだろうとタカをくくっていました。だってこの独奏楽器が集まって、なんとかなるようなものなら、アコーディオンオーケストラがこの世にたくさんあってもおかしくはないではないですか。
 「フィンランディア」は総勢30人強、曲が始まってからそれが誤解であることが分かりました。元々、音量の大小が出しやすい楽器。ある意味バイオリンやビオラ、チェロ並のダイナミックレンジを持っている。その上の人数ですから、斉奏すれば「おお!」って感じでした。
 上手い人も そうでない人も集まって、これなので、ちゃんと集まったら凄い事になるなと思いました。実際、スロベニアとかでは、そういう集まりがあるそうですが。。。

 と、評論家はそれくらいにして、私の椅子引きのお仕事ですが、、、三人トリオでやったのですが、非常にキビキビしていて間違いもなく、プロを雇ったのですかと言われたそうで、好評でした。来年は演奏で好評を得たいです。

 振り返って、、、正直発表会に参加するまでは、カビの生えたような杓子定規の演奏ばかりじゃないかと思っていました。先生は基本クラシックの作法で厳しく教えているので。でも、ステージ上の演奏者さんはみんな光っていました。みなさん「この日のため」ですから。舞台袖で、次の出番の方が待っている方たち、みんなオーラを発していて近寄りがたい(笑)。
 そのあとの、打ち上げの楽しさ。普段は厳しい先生も、このときとばかりに盛り上げる。オトナの教室だから出来ることなのでしょうが。
 打ち上げで話したら、意外と学校関係者が多い。ご夫婦で音楽の先生とか社会科の先生とか。

 それと、まだ30歳そこそこの男性、ロッカーみたいな格好をして、鼻ピアスはするわ、海賊帽子はかぶるわ、ズボンはタイツみたいでシマシマだわ,なのに、一発入魂の「チゴイネル組曲 No.3」をきっちりカマしていたのにはシビレました。打ち上げでは、日本で一番ガラの悪いアコーディオニストですと言っていたけど、好きだなぁ。梶原さんと言っていました。

 アコーディオン、面白いです。お金がかかるのがタマにキズですが。

※MIXI日記から転載