2014-04-29 18:28 | カテゴリ:ダウンロード
コード譜作成 Excelマクロ ダウンロードページ
2017.04.18 Update

 この Excel ワークシートは、試作段階です。ご試用になる場合は自己責任でお使い下さい。

 こんなことがあったので、作ってみました。

・練習中、ギターのカポを移動させていったら、弾いているキーがなんだか分からなくなった。
・歌本に載っているコードが♭や#が多すぎて弾けない。それがどのカポ位置かも分からない。
・ハイコードがすぐに押さえられない。出来ればオープンコードとカポで弾きたい。
・キーを変えたときの別の押さえ方もすぐには分からない。コード一覧で確認したい。
・自分の思い通りの見やすいレイアウトのコード譜を印刷したい。
・出来るだけ効率的にコード譜を作りたい。
・ChordPro形式のコード譜を自分で作って、OnSong などで iPad 上に表示したい。



ZouT001.jpg

ZouT002.jpg


●動作環境
 Windows10+Excel2007 , Windows7+Excel2007 , WindowsVista+Excel2007 , WindowsXP+Excel2000 にて動作確認しています。

●開発環境
 Windows10+Excel2007

●ファイル形式
 Excel97-Excel2003 形式(.Xls)

●主な機能
・Excel ワークシート上でのコード譜作成をサポートします。
・曲の中で使用されているすべてのコードが、移調後るとどうなるか、すべてのパターン一覧を表示します。
・コード譜のコード入力は、右クリックからの選択だけで行うことが出来ます
・Excel の編集/印刷機能を併用して、色、文字、レイアウトなどを納得のいくまで設定出来ます。
・カポ入力と、実音/カポでのコード表記の切り替えが行えます。
・分数コードに対応しています。
・音名の #, b を個別で自由に設定出来ます。
・ChordPro形式のテキストのインポート・エクスポート(読込・書込)が可能です。ChordPro対応サイトやアプリケーションと組み合わせて、ChordProエディタとして使用できます。ChordPro形式のテキストは、OnSong と組み合わせてiPadでコード譜表示が可能です。

●ダウンロード
 以下ソフトウェア使用許諾契約に同意される場合にのみ、ファイルダウンロードの上ご使用ください。(フリーウエア使用規約の常識的な内容です。)

                       ソフトウェア使用許諾契約
 本ソフトウェア使用許諾契約(以下「本契約」といいます。)は、ユーザー様が当サイトからダウンロードされるVBAソフトウェア付きのExcelファイルやマニュアルなどの情報(以下「本件ソフトウェア」といいます。)に関し、FC2ブログハンドルネームぞうパパ(以下ぞうパパ)と、本件ソフトウェアの全部又は一部をハードディスク等の記憶装置へ保存し、又は本件ソフトウェアに含まれるプログラムをコンピュータ上で実行するユーザー様との間で締結される契約です。

1.本契約の成立,効力および終了
(1)ユーザー様は、本件ソフトウェアの全部又は一部をコンピュータのハードディスク等の記憶装置へ保存したとき、又は本件ソフトウェアを使用したときは、本契約の締結に同意したものとみなされます。このユーザー様の同意をもって、本契約は成立し、効力を生じます。
(2)ユーザー様は、自己が保存した本件ソフトウェアの全てを削除することにより、本契約を終了させることができます。
(3)ぞうパパは、独自の判断に基づき、本契約を終了することができます。
(4)ユーザー様は、理由のいかんを問わず、本契約の終了についてぞうパパに対し補償金その他いかなる名目での支払いも請求することはできないものとします。

2.使用条件
ぞうパパは、ユーザー様に対し、本件ソフトウェアを本契約に基づく条件及びぞうパパが定める各本件ソフトウェアの使用目的の範囲内で、非独占的に無償で使用することができる譲渡不能な権利を許諾します。

3.禁止事項
(1)ユーザー様は、本契約において明示的に認められた場合を除き本件ソフトウェアを複製することはできません。
(2)ユーザー様は、本件ソフトウェアを第三者に配布、レンタル、リース、貸与及び譲渡することはできません。
(3)ユーザー様は、本件ソフトウェアに含まれるプログラムに対して、修正を加えること、翻訳、翻案を行うこと、及び逆コンパイル、逆アセンブル等のリバースエンジニアリングを行うことはできません。
(4)ユーザー様は、本件ソフトウェアを使用して作成したコード譜について、著作権法に違反する複製及びその配布を行うことは出来ません。
(5)ユーザー様は、ぞうパパの許諾無く商用利用することは出来ません。

4.本件ソフトウェアの著作権の帰属
本件ソフトウェアの著作権は、全てぞうパパに帰属します。

5.免責
(1)ぞうパパは、ユーザー様、その他の第三者が本件ソフトウェアに関連して直接間接に蒙ったいかなる損害に対しても、賠償等の一切の責任を負わず、かつ、ユーザー様はぞうパパを免責するものとします。
(2)本件ソフトウェアによって作成されたコード譜データについては、ユーザー様の所有物であり、ぞうパパが関知できるところではありません。ぞうパパは、本ソフトウェアによって作成されたコード譜データに起因する、著作権法等に抵触した不法行為に対しては一切の責任を負わず、かつ、ユーザー様はぞうパパを免責するものとします。
(3)ぞうパパはユーザー様に対し、本件ソフトウェアの動作保証、使用目的への適合性の保証、商業性の保証、使用結果についての的確性や信頼性の保証、第三者の権利侵害及び瑕疵担保義務も含め、いかなる責任も一切負いません。ぞうパパがこれらの可能性について事前に知らされていた場合も同様です。
(4)ぞうパパは独自の判断に基づき、本件ソフトウェアの仕様又は内容の変更、修正、配布方法等の変更の設定をすることができます。
(5)ぞうパパからユーザー様に提供される本件ソフトウェアにかかる情報についても、直接間接を問わず、本条各項の規定が適用されます。


8.png コード譜作成 Excel マクロ Ver.2.1 【埴生の宿】


【リリースノート】
Ver.2.1 2017.04.18
・フォームレイアウトの変更
Ver.2.0 2014.05.31
・ChordPro形式テキストのコード譜への読み込みを追加。
・コード譜編集時、歌詞文字とコード文字との自動連動オプションを追加
・ブランク行の位置を変更。
・その他 画面の細部修正

Ver.1.1 2014.05.03
・歌詞テキスト読み込み Webからのコピペで改行の不具合修正
・コードテーブル コード名の上下キー追加
・コードテーブルでコード名を変更したら、自動的にコード譜へ反映させる処理追加
・歌詞行を1文字1セルに分割しないモードを追加

Ver.1.0 2014.04.30
初版リリース



●サボート
 質問・ご意見等がございましたら、とりあえずはこのページのコメントでお願いします。

●既知の問題
.Excel ブックを閉じる際(終了する際)、「VBAProjectパスワード」の入力画面が表示されることがあります。この場合、「キャンセル」ボタンを続けて押すことで問題無く終了します。この原因は調査中です。
.コードの入力をしている途中で、パソコン電源を切る、または強制終了すると、Excel の右クリックメニューが正常に表示されない場合があります。その場合、このコード譜を一度開き、コード入力以外のセルを右クリックすると復旧します

●使い方

コード譜作成 Excelマクロ 2.0 取扱説明
Ver.2.1 とは画面レイアウトが異なります。
Ver.2.1 取扱説明は製作中です。



目次



Since 2014.04.28

2014-04-29 15:40 | カテゴリ:マニュアル
Ⅰ.概要

●このプログラムについて
 Microsoft Excel を使ってのコード譜の入力・編集・印刷をサボートするためのフリーウエア(VBA(マクロ))です。
 Excel を使用したことがある方を前提に作成しておりますので、Excelそのものの使用法につきましては、Excelのマニュアル、Web 等を参照ください。

ZouT003.jpg
 通常の編集アプリケーションでは、図2-1 のように、ひとつのアプリケーションが複数の編集データファイルを読み書きしながら編集します。

 これに対してExcel は、VBA(マクロ)と編集データとがひとつのファイルに入っています。(図2-2)

ZouT004.jpg

 新しいコード譜を作成する場合は、元になる自分自身のExcelファイルから、別名で保存していって使用します。VBA(マクロ)だけを入れ替えることは出来ませんので、バージョンアップ時などの際には、ご注意下さい。


●コード譜の編集エリアについて

ZouT005.jpg このブログラムでは、マクロを使った編集が出来るセル範囲を「編集エリア」(左図赤枠)と呼び、その範囲内でコード譜編集を行います。

 編集エリアの範囲、行や列の削除・挿入は、コントロールフォームのボタンを使って行うようにして下さい。

 直接に行や列の削除と挿入を行うと、編集エリアが崩れてしまい、マクロが正常に動作しなくなります。

 行や列のサイズ、文字フォントについては、自由に編集することが出来ます。





編集エリアのそれぞれの行は、以下の順で三行がひとつの編集単位として並んでいます。

ZouT006.jpg

※編集行の識別は、隠れているB列に記述してあります。B列を削除するとマクロが正常に動作しなくなりますのでご注意下さい。
※編集エリアの背景色は、コントロールフォームのチェックボックスによって着色したり、しなかったりを切り替えることが出来ます。また背景色の色そのものを変更することも出来ます。




2014-04-29 15:37 | カテゴリ:マニュアル
Ⅱ.プログラムの起動

 「コード譜作成 Excel マクロ」 は、ダウンロードしたExcel ブックのファイルを開いた時に起動します。

 その際、以下のようなセキュリティ警告が出る場合があります。マクロを有効にしないと、本プログラムは実行出来ません。ユーザー様の判断で、マクロ(VBA)を有効にしてご使用ください。
 ※悪意のあるマクロ(VBA)コードは本プログラムには入れておりませんが、マクロ有効のご判断は、ユーザー様の自己責任でお願い致します。

ZouT007.jpg
セキュリティ警告が出たら、「オプション」を選んで、

ZouT008.jpg

 「このコンテンツを有効にする」を選択して「OK」ボタンを押し、マクロを有効にします。これで編集用のマクロフォームが開きます。
 他のExcel バージョンでは画面は異なりますが、同じ操作を行います。

 なお、いつもいつもこの警告が出ないよう、特定のフォルダを信頼できる場所に指定して、この警告を出さないようにすることも可能です。こちらを参照下さい。

2014-04-29 15:37 | カテゴリ:マニュアル
Ⅲ.とりあえず使ってみる

タイトルの入力
 「コード譜タイトルに反映させる」「ファイル名に反映させる」チェックボックスがチェックされていることを確認し、曲名とコメント(演奏者など)を入力します。
ZChord301.jpg
 「コード譜タイトルに反映させる」チェックボックスにチェックを入れると、曲名とコメントがコード譜に自動的に反映されます
 「ファイル名に反映させる」チェックボックスにチェックを入れると、曲名とコメントがファイル名へ自動的に反映されます。


新しいファイルの作成
 名前を付けて保存ボタンを押して、新しいファイルを作ります。
ZChord302.jpg
ファイル名を変更する場合は、このダイアログで変更下さい。


歌詞の読み込み
 「歌詞テキスト」シートにて、枠の中に歌詞を書き込み(またはペースト)し、「歌詞読込」ボタンを押します。
ZChord303.jpg
 編集エリア変更表示が出ますので、「はい(Y)」を押します。

ZChord304.jpg
コード譜シートに歌詞が読み込まれます。
※「歌詞テキスト」を使わず、直接コード譜上に歌詞を書き込むことも可能です。

ZChord305.jpg

コードテーブルへのコード入力
 「コードテーブル」タブを押して、曲の中で使用されるコードを入力します。右クリックで、音名、コード種別、分数コード音を入力します。間違えた場合はDelete キーで。
ZChord306.jpg
コード一覧が表示されます。ここで、移調したとき、自分が弾けそうなコードのアタリをつけることが出来ます。

ZChord307.jpg

コード譜へのコード入力
 コードを挿入したい場所を右クリックして、メニューの中からコードを選んで入力します。表示されるコードは、先ほどコードテーブルで入力されたコードのみです。
ZChord308.jpg

印刷プレヴューで確認
 レイアウトを確認するため「印刷プレヴュー」ボタンを押します。編集エリアの背景色が消え、編集エリア範囲の印刷プレビューが表示されます。
ZChord309.jpg

コード譜の手直し(任意)
 必要であればコード譜のフォームを手直しします。ここでは1番と2番の数字を入れ、二番の前のブランク行を広げて見やすくしています。
ZChord310.jpg

完了。印刷へ。
ZChord311.jpg



2014-04-29 15:35 | カテゴリ:マニュアル
Ⅳ.各部の名称

1.全体構成

ZChord401.jpg
①コード譜ブック
「ぞうパパコード譜」本体です

②コントロールフォーム
コード譜入力に必要な操作と表示を行います。
マクロを有効にすることで表示されます。

2.ワークシート
①「コード譜」ワークシート
コード譜の編集・印刷を行います

ZChord402.jpg
②「コードテーブル」ワークシート
ZChord403.jpg
 曲中で使用するコードの入力と、移調した時のコードの一覧を表示します。また音名の #, b 指定、コード種別の入力を行います。
 入力は半角英数字です。
 コードテーブル選択色、コード譜背景色も、ここにあるセルの色を変えることで変更可能です。

③「歌詞テキスト」ワークシート

ZChord404.jpg
●「歌詞テキスト→コード譜」ボタン
歌詞テキストの内容を全体を、コード譜へ入力します。

●「コード譜→歌詞テキスト」ボタン
コード譜編集エリア内の歌詞の内容を、歌詞テキストへ読み出します。

④「ChordPro」形式テキスト作成シート

ZChord405.jpg
●「ChordPro作成」ボタン
 コード譜の内容を、ChordPro形式のテキストとして表示します。
 ChordProテキストは、OnSongなど他のコード譜表示アプリケーションで使用することが出来ます。ChordPro形式テキストエディタとして使用できます。


3.コントロールフォーム
●現在編集エリア

ZChord406.jpg
上図の表示は、コード譜ワークシートの編集エリア(マクロが有効なエリア)の範囲を示します。ここでは値の入力は出来ません。

ZChord407.jpg
●タイトルタブ
 コントロールフォーム中段の「タイトル」タブを押して開きます。
 コード譜タイトル、保存ファイル名の自動作成をサポートします。

ZChord408.jpg

●編集タブ
 コントロールフォーム中段の「編集」タブを押して開きます。
編集エリア範囲変更と編集行の追加・削除をサポートします。

ZChord409.jpg

●文字整形タブ
 コントロールフォーム中段の「文書整形」タブを押して開きます。
 編集エリア内の文書整形をサポートします。

ZChord410.jpg

●移調・印刷プレビュー
ZChord411.jpg
2014-04-19 21:48 | カテゴリ:未分類
 この頃、学術論文のコピペが問題になっている。

 それを見て思い出したのが、専門学校と大学で書いた卒業論文のことだ。

 専門学校での論文は、論文と言っても、2年間に学んだ内容のまとめ。しかも電気関係の内容だったので、ほとんど自分オリジナルの文章などなく、ある意味コピペだった。記述はすべて手書き。
 グラフも自在定規を使った手書き。分厚い内容で、書き終えたときには達成感はあったけれど、論文と呼ぶにはほど遠いものだなと思っていた。論文作成と言うより写経だったなと。
 ところが、某有名私立大学の理工系、しかも大学院の論文でも、いまどき手書きが必須で、「写経」がまかり通っていた、という告発記事を見ることがあって、なんだかちょっと暗い気持ちになった。

 私は専門学校卒業後、2年半の会社員生活を経て、社会人大学に入り直し、やりたかった勉強が出来るようになった。学部は教養学部。新設校だったので科目も少なく、取れる文科系の科目は片端から取っていた。

 そんな中で、課外のサークルで臨床心理学が専門の先生と出会い、4年次の卒業論文ではその先生のゼミで臨床心理(ユング心理学)に関する文献研究を行うことにした。

 多くの文献(と言っても邦訳ばかり)を読み込んで、山のような引用をワープロでまとめあげ、先生のご自宅で行われていたゼミに参加した。私の番になり、一通りの発表が終わった後の先生の一言は

 「出来るだけ自分の言葉で書いて下さい。」

 だった。

 コピペとまではいかなくても、文献の引用を並べ、そこから自分なりに思うこと、考えることを言い述べることは自分にとってはそれほど難しいことではなかった。しかし、俗な言い方をすれば、結局それは他人の褌で相撲を取っているのあって、先生の要求していたことでは無かった。

 若い学生に対しても、いつも敬語で話す、たいへん人当たりの良い、優しい先生だったけれど、卒論で要求された内容は大変に厳しい内容だった。

 私の他にゼミを受けていた学生は、社会人として保健婦や看護師、教育の現場など、援助職として現場の経験を積まれて来られた方が多かった。そんな中で、私にはそうした体験が無い。自分や、身内の問題をそのままの形で論文にするわけにもいかない。いやいや、名前を伏せて挙げるべきだろうか、などと逡巡し、数ページ書いてはざっくり消す、また構成を考え直す、といった作業の繰り返し。論文は遅々として進まなかった。

 そんな中で更に要求されたことは

 「それは、あなたにとってどんな意味があるのですか。」

 だった。

 これは、更に厳しかった。

 臨床心理は、カウンセラーに取っても自分自身の在り方が常に問われる。カウンセラーは無色透明の存在だけでは無く、高見から人のことを分析するだけでもない。先生の質問はそういう意味でもあった。
 学部の卒論ではあるし、臨床心理の文献研究ではあるけれど、せめてここに来たなら自分にとって意味のある論文を書いて下さい、という要求でもあった。

 卒論ゼミは、4年次に取った。しかし4年次後期にそれまでの私の単位数では卒業のための要件を満たせないことが分かった。もう一年、数単位の取得のために5年目をやることになった。
 卒論については、とりあえず提出してしまえば4年次で終わりだった。しかし、それでは納得のいく卒論を提出することができない。先生に相談し、不合格ということでもう一年、やらせていただくことにした。

 提出した卒業論文は、今読み返すと大したことはないけれど、我ながら結構面白いなと思える視点があったり、何より25年経った今では自分の実になっているところが多いように思う。というか、もしかしたら試練を通した一種の個人的な「通過儀礼」だったのかもしれないとも思う。

 丁寧な指導の下、自分の言葉で、自分のために論文が書けたことは本当に有り難いことだった。

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2014-04-15 07:25 | カテゴリ:親指シフト入力
 親指シフトキーボードに復帰して約1年、職場と自宅で使っているので大分慣れてきた。
 外出するときにはiPad を使用していて、ここだけはローマ字入力を使っている。そこで、昨年の秋に耳寄りなニュースが入ってきた。

 iPad でも親指シフトキーボードが使えるアプリが出るというのだ。
 それなら、外出先でも親指シフトキーボードが使える。早速、ベータ版テストに参加してみた。

 基本的には、独立したアプリ、独立したエディタなので、そのアプリの中で親指シフトキーボードが出てきて、そのアプリの中で文書を作成。出来上がった文書を他にコピペするという形式だ。だからiPad に標準装備されているキーボードの代わりになるものではない。

 完成形はこちらの N+Note for NICOLA というアプリになった。

 結論から言うと、私はこのアプリを買わなかった。理由としては、

●ミスタッチの問題
 タッチタイプ(ブラインドタッチ)をしようとすると、キーボードが指で隠れるが、ソフトキーなので画面に少しでもタッチすると入力されてしまう。また、私には小さめのキーボードなので、特に小指の範囲でのミスタッチが目立った。
 慣れの問題かなと思ったけれど、1ヶ月ほどでは結局慣れることはなかった。
 また、揺れる新幹線の車内で打ったときには、ミスタッチの他、腕が疲れた。狭いテーブルでは、両手ホームポジションをキープするため、両腕の筋肉を知らず知らずのうちに使っていたためだった。

●片手で持ちながらの入力が出来ない
 アタリマエだけれど、「親指同時打鍵」を頻繁に使うので、iPad をテーブルなどに置かないと使用できない。駅のホームで電車を待つときなど、ローマ字なら両手でホールド、両手の親指だけで打つことも可能だ。 

●外部キーボードが使用できない
 私はリュウドの外部キーボードを使用していて、こちらでローマ字入力したほうが、間違いがなく、疲れない。
 外部キーボードが使用できるようになれば、言うことがないのだけれど。

 以上、個人的な意見である。

 「使いやすい」、「待っていました」というレヴューもたくさんあり、使う人、使う環境によって評価は人それぞれだと思う。
 ただ、日の当たらない親指シフト入力のiPad アプリを開発された作者さんには有り難いと思う反面、今少しの改善を期待したく思う。
2014-04-12 10:40 | カテゴリ:未分類
 STAP細胞の小保方さんの会見を見た。

 仕事で、iPS細胞がらみの装置の開発を断続的にやっていることもあって、4月9日の午後はネットに次々にアップされる小保方さんの会見や質疑応答の内容をテキストで見ていて、その日の夜、YouTube にアップされた録音を聴いた。

 「頑張って研究しています。」という熱意だけは感じられた。ある意味いわゆる精神論。
 「頑張ってますで通じるのは小学生まで。社会人なら結果を出せ。」新人の頃言われたことを思い出した。もちろん、小保方さんにそんなことを言うつもりも資格も私にはない。ただ、今問題になっているのはその結果としての冷徹な科学論文であって、情熱にあふれた、俗に言う精神論ではないのになとは思った。

 と、そこで、以前に読んだユングとパウリの共著「自然現象と心の構造 - 非因果的連関の原理 - 」が読みたくなったので読み返してみた。
 オカルト理論として悪名高い共時性シンクロニシティ)について書かれている本だ。正直言って、今の私にはこの著作でユングが書いた箇所のうち、最後のほうは良く理解出来ない。共時性と真剣に向き合っている人にしか分からないのかもしれないと思う。

 ただ、途中の、ESPや占星術に関する超心理学実験についての記述は今でも非常に良く納得出来る。(第二章)
 ここに出てくる偶然を当てる実験では、実験を受ける人の興味・関心、情動があるとき(特に最初)は当たる確率が高くなる。しかし、それが無くなると確率が低くなるという。
 それだけでなく、ユングに期待されて実験結果を統計処理した数学者にも、統計上の係数を間違えて「占星術に味方する方向」に結果を導き出してしまうという「錯誤行為」があったという。それも正直に述べられている。
 また「実験数が増えるに従って当たる結果が悪くなった」という記述も見られる。怪しげな心理学者として見られがちなユングではあるが、この部分を読むと、ユングが科学や統計に対して至極マトモな考えを持っていたことがよく分かる。

 私は、少々複雑な理化学機器、実験用の計測機器をチームで開発したことがある。私はソフト担当だったけれど、正直ソフトを組んでいる本人にも使っている数式のそのメカニズムは良く分からない。分からないけれど、入力されるデータと出力される結果の関係は予め予想が出来るので、結果の検証は出来る。とにかく他に例がないモノを開発する、ということで、かなりテンション上げて作り込んだ。テストした実験者たちもテンション高かった。
 そうしていざ実験すると、、、いきなりすごくいい結果が出る。みんな大喜び。でも、回を重ねて実験し、みんな冷静になってくると、それほど良い結果が出ないことに気づいた。ぬか喜びである。

 そのときも、「自然現象と心の構造 」を読み返した。そしてなるほどと思ったのだった。

 別に、情熱や関心、テンションの高さが直接物理的に影響を与えたとは思わない。
 問題は、そうした心理状態が無意識的な錯誤行為を起こしてしまうということだ。無意識に欲しい結果が得られる方向に誤りを起こしてしまう。必要ないデータを無意識に拾ってしまったり、逆に本来拾うべきだったデータや過程を何の気なしに捨ててしまったり。統計処理を誤ったり、結果のヒストグラム表示を都合の良いようにしてみたり。
 無意識的なので、本人たちは誤ったことをやっていたという自覚も意識も無い。意識が無いから無意識なのだけれど。とにかくそれでぬか喜びしてしまう。
 その時にはほとほと、データや統計と言っても、そこにはそれに関わった人間の心理的なバイアスがかかっているんだよな、ということを実感したのだった。情熱や関心、テンションの高さが間接的にデータや結果に影響を与えていたのだった。

 翻って小保方さんのSTAP細胞についてだけれど、小保方さんがご自身で未熟だったと言われていることについてはさておいて、「よく考えずに画像を選んでしまった」とか、なんだかそれも「無意識的な錯誤行為」のような気がしてならない。
 記者会見からは、STAP細胞が存在することへのとても高い熱意、テンションの高さを感じたのだったけれど、STAP細胞の客観性、一般の人へ分かりやすく説明するための情熱は、どうも涙に変換されてしまっていたように感じた。

 心理的にも追い詰められて、本当に可愛そうだとは思うけれど、STAP細胞の有無については、とにかく第三者による複数の追試でそれが認められるしかないと思う。STAP細胞があることは信じたいけれど、今の時点で「STAP細胞はあります。」と言い切ってしまった小保方さんが残念でならなかった。

 それにしても、スポーツ新聞や昼のワイドショーで小保方さんの問題がこんなに長々と騒がれるとは思わなかった。福島第一原発の汚染水問題の方がよほど大問題だと思うのだけれど。

(4/9記 4/12訂正加筆)
2014-04-07 12:54 | カテゴリ:未分類
Hand_png.png
2014-04-01 23:03 | カテゴリ:Vアコーディオン
 その1その2 からの続きです。


aco201.jpg

 電源ラインは、ジャック基板から取ることにしました。ここだと、FR-3本体の電源スイッチと連動しているのでアンプが無駄な電力を消費することはありません。

aco202.jpg

 オーディオ信号は、上の写真の箇所から取りました。標準ジャック出力の箇所です。
 FR-3は、左右2つの標準ジャックを差した時のみ、ステレオ出力になります。どちらか片方だけ差した場合は左右の信号をブレンドしたモノラル出力になります。
 なので、左右のスピーカーから独立した音を出したいときは、ダミーの標準プラグを2つ、出力端子にかまし、左右同じ音にする場合はそれを外すようにしました。
 電子アコーディオンとして、左右同じがいいのか、左右独立がいいのか、やってみなければ分からなかったため、とりあえず簡単に切り替えて試すことが出来るこの方法を選択しました。

 試した結果は、左右独立のほうが良かったので、この信号取得ポイントはあとで変更する予定です。

aco203.jpg

 アンプ基板の取り付けは、右手側スピーカーの横(演奏時は上)にしました。マジックテープを貼ります。

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 上の写真はバラック組み状態です。

aco205.jpg

 左手側スピーカーへの配線です。
 秋葉原を回ったり、通販をサイトを見たりして、これに合う3Pコネクタを探したけれど見つからず。
 そこで、仕方なしにハンダの直づけです。この写真はバラック組みの段階ですが、あとで熱収縮チューブをかましました。

 このアコーディオンはROLAND製になっていますが、イタリアで設計・製作されています。その関係か、日本では一般的でない部品を使っているのかもしれません。ちなみに、内部の配線はいかにもイタリアで、はっきり言ってぞんざいです。設計も、むやみに基板が大きく、日本だったらもっと集積化して電気も食わないだろうなと思います。

 さて、これで組み上げて、音出しすると・・・・手前味噌ですが断然イイです。

 やはり電子アコーディオンであっても、胸の前に抱えている楽器が鳴っている感覚はします。それからヘッドホンだとよく聞こえすぎるので音量の大小が良く分からないけれど、スピーカーを通すと音量の大小がよく分かる。蛇腹の強弱の練習になります。

 全体で重量が1kg ほど増えましたが、電池さえあればこれひとつで路上でも弾くことが出来るようになりました。外部のモバイル電池を使えば長時間演奏も出来そうです。

 ただ、内部の標準電池ボックスと充電用の単三電池の組み合わせだと、スピーカーをつないだ状態で4時間くらいは持ちます。

 さて、あとは肝心のアコーディオンの練習ですが・・・改造が終わってからは気が抜けてしまってあまり練習できていないのが情けないです。