2012-08-28 23:59 | カテゴリ:映画
一昨日の日曜日に一家で見てきました「おおかみこどもの雨と雪」

おおかみこどもの雨と雪


 良かったですねー。思わずプログラム買ってしまいました。

 はっきり言ってかなり涙を流しまして、子どもらに悟られないように涙をぬぐわないでいたら、映画が終わった時には、首のあたりで集まった涙がポロシャツの襟をぐっしょり濡らしていました。襟首掴んでバタバタやって、「ああ、今日もクソ暑いなチクショー!」って感じです。

 最近の宮崎アニメより良かったな。最近の宮崎アニメはいろんなところを作りこんでいて見ていて疲れます。でもこの映画、凝った作りをしていない分、お話の面白さを味わうことが出来ました。

 お話は、基本的に昔話に良くある異類婚譚、ファンタジーですけど、現代の都会や田舎での子育てシーンが織り交ざって、話を身近な面白いものにしていました。
 この映画の監督さん自身は、子育ての経験が無いそうです。私も、ほんの一部しか子育てには参加していませんでしたが、色んなシーンで子どもたちの小さい頃が思い出されるような、はっとするリアルな描写があって感慨深かったです。映画を作る上ではなまじの経験より、卓越した想像力と観察力なんでしょうね。

 映画を見終わって、家族の前での感想は「良かったねえ」しか出て来ませんでした。見終わったばかりで感動が続いているところ、自分自身で野暮な批評なんざ言いたくなかったし。

 ただ、今改めて映画を思い返すと、リアルなシーンもたくさんあったけれど、全体としては素晴らしいファンタジー映画だったのかなと思います。子育ても、子どもが大きくなれば、小さい頃が夢のようですが、まさに映画ではその夢を描いていたのかもしれないとも思います。きょうだい喧嘩のシーンや雪の上を駆けまわるシーンなど、かなり大げさで誇張されてますが、これが母親の心象風景だとしたら、なんの不思議もありません。
 それと、下世話ながら思ってしまったのは、父親が異類であるオオカミということ、それを秘密にしなければならないこと、というのは、どんな隠喩なのだろうかということです。異民族、被差別、病気、家系、離別、、、単純に当てはめていくのはお馬鹿なことですが、ついそんなことを考えてしまうだけの話の深みがあったと感じます。

 この映画は、ちょいと絶賛したいです。

※MIXI日記から転載

管理者のみに表示する

トラックバックURL
→http://blog.oyaconv.jp/tb.php/11-11dfd42d